ホモトキシコロジーについてどう思いますか?最後まで猫らしく生きたい

ホモトキシコロジーについてどう思いますか?

穏やかな最期にしたいんです

山本さんから質問がきました。実はすごく悩みました、命に関わることだから。

私なりに色々調べてみました。

エビデンスがないものは、試してみないとわからないし、

1%でも可能性があるかぎり、なんとかしてあげたいのが飼い主の気持ちがあるからです。

私はどう思うのか?という質問だったので個人的に答えてみようと思いました。

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ホモトキシコロジーについてゆるりねこblogの考え方

お手紙ありがとう

差出人: 山本圭子
題名: ホモトキシコロジーについて

メッセージ本文:
こんにちは
はじめまして
一年半前に長く野良生活をしていた猫を2匹、保護しました。


それまで動物と住んだ事がほぼありません。
一ヶ月ちょっと前に急に元気がなくなり病院に行ったところ腎臓病と診断されました。
それまでもステージ2くらいだったのですが、その時はクレアチニンが11までありました。


急遽入院し、少し落ち着いたのですが、一週間くらい前からまたご飯を食べなくなりふらふらしているので診察していただいたところ、貧血とクレアチニンが8.4くらいまで上がってました。


昨晩久々にごはんを食べてくれ、喜んでたのですが、深夜に何度か嘔吐しました。
覚悟もしなければいけないのかと思った矢先にsnsでホモトシキコロジーのことを知りました。


かかりつけ医院ではエビデンスもなく成分も公表されてないものだから、やらない方がいいと反対されました。


ネットを見ると最期まで穏やかに過ごし、ごはん食べてたという書き込みも多く、まだまだ生きてほしいですが
天国に行くにしても、猫らしく生きてほしいなという思いもあります。


ゆるりねこさんはホモトシキコロジーについて、どう思われますか?
最近、こちらのblogを教えて頂き、まだ全部を拝読出来てないので、もし既に書き込みされているようでしたら申し訳ありません。
また、見当違いなご相談でした、更に申し訳ありません。

山本

初めまして、山本さん。ホモトキシコロジーについてどう思われますか?という質問にお答えします。

私の考えはエビデンスもなく、成分もわからないものは止めておいた方がいいと思います。これは私の考えでなので飼い主さんが色々試してみたいと思うのなら、標準治療をしつつ試されてはどうですか。

猫ちゃんの負担にならないものならよいと思いますよ。

セカンドオピニオンでも聞いてみるといいです。ネット上、SNSに書かれている「ホモトキシコロジー」の情報は少なすぎます。

私は信頼性のある本から情報を発信していてネットにあふれているよくわからない情報は信じていません。わからないことは獣医さんに聞いています。

なので、私には「ホモトキシコロジー」について不安のほうが大きいかな…?

ホモトキシコロジーは慢性病の治療の場合、治癒にも長い年月がかかると言われています。高齢猫ちゃんや寿命の短い動物には不向きかもしれません。

 5年、10年と長い間患っている慢性病の治療には、治癒にも同等の時間が要される場合があります。10年患った慢性病を例にとると、その期間中ず~と体はホモトキシンに蝕まれ、体に備わった防御機構がうまく機能しない状態にあるので、治癒にも長期間要されるのはある意味当然でしょう。ですが、急性疾患にもまして、慢性病こそホモトキシコロジーの力が発揮される場なのです。

チコちゃん
チコちゃん

ホモトキシコロジーってなんなの?


ホモトキシコロジー

ホモトキシコロジーとはどのような治療なのでしょうか?

1930年代、ドイツ人医師レッケべーク博士は、現代医療による治療に限界を感じ、ホメオパシーを研究し、治療に織り交ぜてゆきました。そのとき、ホメオパシーのシングルレメディ(単一成分の薬)の投与だけでは思うような効果が得られないことに苦悩し、研究と実験を重ね、複数のシングルレメディを同時に複合投与する方法に行き着きました。


自らが開発した複合製剤を投与する中、思いがけない臨床効果が得られ、周囲の医師、患者からぜひレッケべーク博士が作った製剤を使用したいという声が高まりました。臨床の場で治療を行うレッケべーク博士は、自分ひとりではこれらの要望に対応しきれない現状から、私財を投じ製薬会社を創設しました。また、独自の疾患理論「ホモトキシコロジー」に基づきもっと使いやすいホメオパシーを医師・患者の元へ届けたいという願いから、現代医療の手法で適応症に基づき投与できる「複合製剤」の開発および製造を始めたのです。



それでは、「ホモトキシコロジー」とはなんでしょうか?

人間(動物)は生まれてから常にさまざまな病原性因子や体に害となる毒素に曝されます。レッケべーク博士は、この毒素を【ホモトキシン】と名付けました。そして、この【ホモトキシン】には、体内で産生されるものであれば、体外から侵入するもの、そして、生まれる前に母親の胎内で曝されるものもあります。
これらの毒素【ホモトキシン】を中和し、解毒し、除去しようと、体もしくは体に備わった防御系は抵抗し戦いを挑みます。その際、体はうまくホモトキシンを倒し除去に成功するかもしれないし、逆に体に本来備わっている防御系や自然治癒力だけでは対応しきれなず、戦いにおされっぱなしで負ける場合や、その戦いが長期に長引く場合もあります。その結果、体が過度の負担を受けて無理をきたしてしまいます。


このような現象や状況下におかれた体は、不具合を生じ、「症状」や「疾患」という形で表現するのです。つまりこれが病気であるとレッケべーク博士は考えたのです。レッケべーク博士は、この独自の疾患理論を「ホモトキシコロジー」と名付けました。



それでは、ホモトキシコロジーでは、どのように病気を治療するのでしょうか?
病気の原因となった体に有害な毒素「ホモトキシン」を中和し、解毒し、除去するのを助ける薬剤を投与する。このようにして、体に備わる防御系や自然治癒力を助け、引き出すことで病気は解消されてゆく。


ここで重要なのは、ホモトキシコロジーでは、ホメオパシーの概念が欠かせないということです。なぜでしょうか。ホモトキシコロジーではホメオパシーを以下のように捉えています。


ホモトキシコロジーの概念で重要な【ホモトキシン】は、いわゆる病気を引き起こす病原物質である。 【ホモトキシン】と体の戦いが病気という形で表面化したのだから、この病気を取り除くためには、ホメオパシーの類似の法則に従い、病気をの原因となる病原物質や類似した症状を引き起こす物質を、極微量の法則に従い希釈・振盪したものを投与することで解消される。


レッケべーク博士は自らの臨床経験および長期間にわたり研究の結果、ホメオパシーレメディをホモトキシコロジーの病気理論に基づき製造および投与することで、最大の効果が得られることを発見したのです。

ただし、5年、10年と長い間患っている慢性病の治療には、治癒にも同等の時間が要される場合があります。10年患った慢性病を例にとると、その期間中ず~と体はホモトキシンに蝕まれ、体に備わった防御機構がうまく機能しない状態にあるので、治癒にも長期間要されるのはある意味当然でしょう。ですが、急性疾患にもまして、慢性病こそホモトキシコロジーの力が発揮される場なのです。


これまでホモトキシコロジー製剤の製造メーカーでは、ドイツ、アメリカ、ベルギー、ロシア、南アフリカ等、さまざまな国の大学機関、研究所と共同で、多数の基礎研究および臨床研究を行ってきました。これらの研究により、ホモトキシコロジー製剤の多くは、その有効性が科学的に実証されています。



ホモトキシコロジーで使用される製剤にはどのようなものがあるのでしょうか?


〇慢性病において時間をかけてホモトキシンを中和し除去する解毒系ホメオパシー製剤(デトックス)

〇体の防御力を上げるために免疫を活性化させる免疫賦活系ホメオパシー複合製剤


〇慢性病では、体が正常に機能する上で重要な役割を担う酵素系が阻害されたり、必要な酵素が 欠乏している場合が常ですので、これらの酵素障害解消するカタリスト製剤


〇個々の臓器がホモトキシンとの戦いに押され敗れ損傷や変性を来たしている場合には、ブタの器官をホメオパシーの手法で調整し投与することで、臓器や細胞の再生を促すスイスオルガン製剤


〇細菌やウイルス等の病原物質が明確にわかっている場合や癌のようにすでに組織が病理変性を 起こしている場合は、対応する病原体や類似した病理組織をホメオパシーの手法で希釈し投与することで治癒力を引き出すノソード


〇病気の原因物質がステロイド等の化学薬品の過度投与による場合は、これらの化学薬品をホメオパシーの手法で処理し投与することで、ホモトキシンとして作用する体内に残留した化学薬品を除去する化学薬品系ホメオパシー製剤


〇また各症状や疾患に対しては、原因を問わず各症状に対応するように、かつ副作用のリスクを最小限に抑えるために、上記に挙げたさまざまなレメディを多数調合した複合薬剤コンポジット製剤


そのほか、以下のような製剤があります。


〇ポーテンシー(希釈震盪した回数)の低いものから高いものまで、同一レメディを複数のポーテンシーで混合したものを「ポーテンシーコード」といいます。このポーテンシーコード化した1種類~数種類のレメディを混合してできたホマコード製剤


しかし、同じレメディなのに、どうしてわざわざポーテンシーが違うものを混ぜなきゃいけないんだ?同 じレメディなんだから、ポーテンシーが違うものを複数混合したって効果は変わらないんじゃないのか? と思われる人がいるかもしれません。実は、同一レメディの高ポーテンシ ーと低ポーテンシーを混合して同時に投与することで、単独のまま投与すると起こりえるアグラべーション(一時的な症状の悪化)のリスクを大幅に減らすことが可能なのです。引用元:プレマ動物ナチュラルクリニック

最後まで猫らしく生きたい

医学の発達で色んな選択肢があります。

猫らしく生きるってなんだろう…??

人間にも共通していますが、健康を保ちつつ生活することが猫らしく生きるということです。

私たち人間より猫たちはシビアで

自身で

  • 歩けなくなる
  • 食べれなくなる
  • 排泄できない

そのそうな状態になると

その時がきたのだと悟っているようです。そして命が燃え尽きるまで懸命に生きようとしています。

山本さん情報ありがとうございます。また色々教えてくださいね。

ゆるりねこblogにゃあこ令和5年3月23日

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