
こんにちは!にゃあこです。
最近は火葬式(かそうしき)というのが増えています。都会だと「家族葬」で執り行いましたという人も多いですね。

お墓は作らないよ。


でも、火葬式って普通の葬式と違うので不安ですよね?
- 本当は高額なんじゃないの?
- 利用方法が分からない
- 安いから不安
- 段取りが分からない
私も利用するまでは半信半疑で不安でした。
一言でいうと

こんな形の葬儀もありかなと思いました。
私は父の遺言に従って初めて火葬式(かそうしき)というのを執り行いました。
実際に利用して良かった点と悪かった点を正直に記事にまとめてみます。
令和1年9月3日から「小さなお葬式」の価格が外税になります。
タップできる目次
火葬式とは?

NHKで紹介されていたのをきっかけに「小さなお葬式」を知り「火葬式」を知ったのです。火葬式は直葬とも言うようです。
今は元気になりましたが、私は大きい病気をして人生観がかわりました。それをきっかけに小さなお葬式お通夜・告別式などの儀式を行わず、限られたご家族・ご親族で火葬のみ行うプランです。
引用元:小さなお葬式
祭壇を飾らず参列者も招かないので、葬儀にかかる費用を抑えることができ、経済的にも負担がかかりません。




私の場合は子供に負担をかけたくないから先に決めておくの。


だいたい決めているよ。

まずは会員登録する
ネットで会員登録したら会員カードとパンフレットが送られてきました。
小さなお葬式

こんなカードが送られてきて裏に電話番号やお葬式の値段が書いています。
危篤になる前の流れ


「小さなお葬式」に前もって相談

と言う人も多いでしょう。
前もって小さなお葬式
愛する人が亡くなると、思考が停止してしまい「どこでもいいや」となります。
そうなると病院が紹介してくれたところにお任せしてしまいますよね。
お金に糸目はつけない場合はそれでもいいと思いますが葬儀後の高額請求に驚いたという人の話しをよく聞きます。

火葬式は一般のお葬式ではないので、普通のお葬式と同じように考えるとトラブルの元になります。
よく考えて早めにどのプランにするか決めておくと安心ですよ。


小さなお葬式では緊急の場合でも24時間いつでも電話対応しているので頼りになります。
普通葬儀をする場合は小さなお葬式ですべてお任せでいいのですが、火葬式にする場合は省かれているものもあるという事を理解しておきましょう。
追加したい項目があるのなら追加できます。
小さなお葬式では余計なセールスはしないので自分で決めるか小さなお葬式のスタッフにアドバイスしてもらいましょう。
危篤になったら「小さなお葬式」に電話して相談する
前もって決めてあるので後は相談するだけです。父の時は自宅療養で持ち直したりして亡くなるまでに何回か「小さなお葬式」のスタッフに電話しましたが丁寧に対応してくれました。




火葬式の流れ
ここからはご臨終になった時の流れを説明していきますね。先に動画で流れを見てください。
①ご臨終になったら「小さなお葬式」に電話する

「小さなお葬式」に「ご臨終になった」と電話するとすぐに葬儀屋に連絡して手配をしてくれます。
火葬する際には火葬許可証が必要です。
葬儀業者が死亡届けの提出と火葬許可申請の手続きを代行してくれる場合が多いです。
念のため火葬場に向かう前に小さなお葬式に確認してみてください。
①病院や自宅からご遺体を運搬
葬儀業者が病院まで来て安置場にご遺体を運搬してくれます。

すべてが早くて無駄がありません。
②ご遺体安置には三種類あります
●お預かり安置
自宅での安置が難しい場合は安置施設で預かってくれます。
●ご自宅安置
火葬までの間、故人を自宅で安置します。枕飾りなど「小さなお葬式」が用意してくれます。
●付き添い安置(別途1日50,000円)
故人を式場内で預かりご遺族が火葬までの間付き添いができるようにお部屋を用意してくれます。
引用元:小さなお葬式
私の父は在宅介護で家族が疲れ果てていたのでお預かり安置を選びました。
③打ち合わせ
私の父の場合はその前に決めていたので最終確認だけでした。
- 火葬の日程
- お葬式プラン内容・見積もり
- お坊さんの手配
※お寺さんとの付き合いがない場合はお坊さんの手配も可能です。定額制で55,000円(税込み)です。
※令和1年9月3日から外税になります。
- 戒名授与→お墓や位牌に刻む名前
- 火葬場で読経→お経を読んでくれる

※前もって菩提寺に相談しておくのを忘れないようにしてください。
④火葬する
お坊さんに炉前読経をしてもらったのち火葬をします。父の親しかった人と家族だけで見送れたのはとても良かったです。

⑤火葬式は終了です

すべて終了したら支払いを済ませます。
- 現金払い
- カード払い
- ローン払い(オリエントコーポレーション)
3種類の支払い方法があるので手持ちが少なくても安心ですね。
※前もって見積もりしているので追加料金はないです。

令和元年9月3日から外税になります。
⑥火葬場の待合室で2~3時間待つ
私の場合は家族と父の親しかった人でお寿司をとって火葬場の待ち合い室でゆっくりしました。
後はお骨拾いをして「遺骨」を自宅に持って帰るだけです。
火葬式のメリットとデメリット

メリットとデメリットをあげていきます。参考になれば幸いです。では先にデメリットから書いていきます。
- 料金が安い
- 料金が明確
- 家族の負担が少ない
- ゆっくりと故人を見送れる
- スタッフの対応が早い
- 全国どこにでもある
- 24時間電話対応してくれる
上記に上げた通りデメリットもありますがメリットの方が多いので利用する価値はありそうですね。
気をつけなければいけないポイント!
気をつけるべき事は菩提寺と前もって話しをしておく事です。
大抵の家庭は菩提寺があるので「火葬式」をする場合はお坊さんに事情を説明しておくとスムーズです。
火葬後はお世話になっているお寺さんに法事を頼むのもいいですね。
納骨の時、宗派の違うお坊さんに頼むと墓に入れてくれないというトラブルがありますので気を付けましょう。
菩提寺(ぼだいじ)は、代々その寺の宗旨に帰依して、(先祖の)位牌を納めてある寺
引用元:ウィキペディア

4つの注意事項
①生前故人と仲良くしてた人を病気になる前から調べておきましょう。呼ばれなかった人は寂しい思いをします。
②火葬式をするので、家族のみでする事や香典は用意しなくていいなど教えてあげるのが親切です。それでも香典を頂いたら突き返すのは失礼なので受け取って柔軟な対応をしましょう。
③人任せにしないで自分で省きたくないものはオプションで追加する。
④前もって親戚の人や近所の人の理解を得ておきましょう。
まとめ
今回は私が経験した「火葬式」を専門用語を使わず、詳しく書いてみました。
良し悪しもありますが「火葬式」に参加した人は「ゆっくり見送れて良かった」と言ってくれました。

本当に小さなお葬式に頼んで良かったです。