SNSで話題になっているのは、急に立てなくなったり、口から泡が出たりという症状で病院に訪れた高齢犬のケース。便の中からブドウの種が数多く確認され、治療が行われましたが、亡くなってしまったといいます。投稿を見た人たちからは、ブドウの危険性に驚く声が寄せられています。「人間が食べられるから、と思いがちだけど気をつけないと」「日常的に身の回りにある食品だから恐ろしいな」などといった意見もありました。 ―犬がブドウを食べて亡くなったことに、SNSで驚きの声が上がっています
引用元:Yahoo!ニュース
ブトウを犬にあげてはダメなのを知らない飼い主も多いようです。犬は甘い物が好きなので目を離したすきに食べてしまうこともあるので注意が必要。
猫にもブトウはNGなんです。
- 干しブトウ
- 生のブトウ
- ブトウジュース
- レーズン
どんなブトウでも危険です。犬・猫ともに少量でも腎不全を引き起こすこともあり、命を落とすこともあります。
ワンちゃん、猫ちゃん、与えたらダメなものは、ほぼ共通しているんですよ。
猫や犬に与えてはいけないもの
犬・猫与えてはいけない食べ物
- ブトウ類
- 長ネギ
- 玉ねぎ
- ニンニク
- ナッツ
- 生の豆類
- 貝類
- 生肉・生魚
- チョコレート、ココア
- ニラ
- 鳥・魚の骨
- 生卵(白身)
- カフェインを含むもの
- 香辛料
- 人間がたべる塩分、糖分の多いお菓子類など
- ネギ類
- 玉ネギ、長ネギ、ニラなどのこと。
ネギ類に含まれる物質が犬・猫の赤血球を破壊して貧血を引き起こします。
- ブトウ、レーズン
- 生のブトウ、干しブトウは少量でも中毒を引き起こし腎不全になります。原因ははっきりしていません。
猫は甘みを感じることはありませんが、ワンちゃんは甘いものを好み目の前にブトウがあると食べてしまうので注意してくださいね。
- チョコレート、ココア類
- カカオに含まれるテオブロミンで中毒を起こします。カカオの含有量が多くなるほど危険で中枢神経や心臓血管に作用するため大量摂取すると命を落とします。
ワンちゃんはキシリトール入りのお菓子も毒になる
キシリトール入りのガム、キャンディーなどのお菓子を食べると低血糖を起こすことがあります。
歯磨きは問題なくて、キシリトール入りのガムなどを食べてしまった場合はすぐ獣医師の震災を受けてくださいね。
怖いにゃ。
チェックポイント
ちなみに、犬のキシリトール中毒では、致死量について明確に示されていません。それは、個体の感受性や摂取環境(一緒に摂取した食物の有無や咀嚼状態、空腹状態など)によって体内への影響が異なるためです。しかし、キシリトール中毒の諸症状として、低血糖や急性肝不全といった深刻な病態が知られており、いずれも適切な処置をしなければ命にかかわります。
引用元:ペットサポートPS保険
猫に与えてはいけないドッグフード
ドッグフードとキャットフードは栄養分の割合が違います。
引用元:環境省ペットフードについて考えよう
ドッグフードには猫に必要な
- たんぱく質
- ビタミン類
- 必須アミノ酸であるタウリン
が必要量含まれいないのです。
ドッグフードには猫に有害なプロピレングリコールが含まれていることが多く危険。なので絶対に猫にドッグフードを与えないでください。
チェックポイント
プロピレングリコール(保湿剤)
保湿剤や甘味料として利用されているプロピレングリコールですがネコが摂取すると赤血球にハインツ小体の増加や赤血球数の変化などがみられます。このため保湿剤として猫用ペットフードへの添加を禁止されています。ただしワンちゃんには影響は見られませんでした。
引用元:昭府獣医科
まとめ
人間が食べても害のないものでも、猫ちゃんやワンちゃんにとって危険な食べ物って意外と身近にあります。
ペットを初めて飼う人はフルーツである「ブトウ」がワンちゃん、猫ちゃんにとって害のある食べ物なんて知らない人も多いのでは?
ペットの体調不良の原因が、人間の食べ物を与えていることのひとつかもしれませんよ。