老猫(高齢猫)死の前兆~亡くなるまでの記録|飼い主が最後できること

若かった猫も7歳を超えるとシニアの仲間入りです。

シニアになると耳や目も衰え、老衰や大きな病気がでてきます。

もう、治療することもなく最後の時に

  • 覚悟は決めているけど老猫の看取りはどうすればいいの
  • 老猫の身体にどんな事が起きているの
  • 延命はすべき?
  • どんな姿になっても側にいてほしい

少しでも楽にさせたい気持ちと1日でも長く生きて欲しい複雑な気持ちの飼い主。

私も何度経験しても慣れないし、見送るのは辛いです。

初めて愛猫を看取った時はショックのあまり会社を休んで寝込んでしまいました。

初めての看取りは飼い主にとってトラウマになったり、ペットロス症候群を引き起こすきっかけになる可能性もあります。

  • 治療をとことんするのか
  • 自然にまかせるのか

飼い主としては悩ましいことです。

にゃあこ
ただ、良かれと思ってした事が老猫を苦しめることになるかも。
正しい看取りの知識が必要です。

老猫の最後の時って、どんな感じなのか知っておいたほうが飼い主としての心構えができると思います。

ここから下に書く事は人によってショッキングな内容かもしれませんので「愛猫の死」を受け入れる人だけお読みくださいね。

一日中眠るようになる

1日のほとんどを寝て過ごしている猫ですが「死が近づくと」いつも以上に寝る時間が多くなります。

食べる、排泄、水を飲む以外は寝て過ごします。

いつもと違った場所で寝る

チコちゃん

猫は身体の不調を敵と捉えます。

  • 押し入れ
  • 誰も使わない部屋

など誰も来ない場所で愛猫がジッと身体を休めていたら、だいぶ病気が進んでいて具合が悪いという事です。

身を隠すように押し入れなど誰も居ない静かな場所で過ごすようになるのは病という敵を追い出して回復するためなのです。

チコちゃん
なぜ隠れるの?

身を隠すのは身体が弱ると敵に襲われるという野生の本能が備わっているからなんですよ。

食欲がなくなる

内臓が機能なくなり病気のため食欲不振になります。

ボロボロになった老猫の内臓に

  • 無理やりフードを与える
  • 水をあたえる
  • 点滴をする
  • 免疫力がなくなるとお口の環境が悪くなり歯を抜く

のは苦しむ期間を長くする場合もあるので注意が必要です。

にゃあこ
若くて治る見込みのある猫さんには強制的にフードや点滴、歯を抜くなどで完治する事はあります。
老猫に注射をすると一瞬よくなりますが注射をやめると前より苦しむようになります。
病院でよく相談してね。
治療には止め時があります。

フードを食べなくなる

高齢猫や末期で治る見こみのない病気になるとフードを食べなくなります。

食欲不振になるのは

  • 楽に逝けるように身体か準備をしている
  • 餓死状態になると病気も弱って天然のモルヒネがでて楽になります

人間にも猫にも、このような自然な機能が備わっています。

食べると吐く

食べると吐くのは内臓が食べ物を受け付けなくなってしまったからなんです。

脳は最後で、重要度の低い機能性から順番に止めていきます。

にゃあこ
食欲不振になるのは免疫力をあげたり、病原体を小さくします。
吐くのは内臓が栄養素が受け付けなくなる自然な事なんです。

よだれが出る

猫は死の直前になると内臓が弱りお口のトラブルが起きてよだれが出るようになります。

難治性口内炎にかかると完治しません。

  • 抗生物質の注射を打つとよくなるが注射を打つ感覚が短くなり悪循環。
  • 抗生物質でお口環境をよくしても内臓はフードを受け付けません。

食べると口を引っ掻くしぐさをする

猫は口の痛みは、相当痛く苦しいのです。

こうなると

  • 猫に無理やりフードを食べさせない

ことで餓死状態になり「脳内麻薬」がでます。

にゃあこ
ただし猫が痛みで苦しんでいる期間が長い場合は安楽死という選択肢があります。

前脚やお口周りが汚れる

猫は最後の時が近づくと血液の混じった茶色のよだれがでます。

愛猫が嫌がらなければお顔周りや脚を優しく撫でるように拭いてあげてるといいですよ。

内臓が機能しなくなると免疫力が低下するため口内にトラブルがおきます。

このころには、お口の悪臭がキツくなります。

そして最後の時が近づくと吐血します。

すごく痩せはじめる

食べ物を拒否するのだから、当然痩せてきますが栄養を与えても痩せてきます。

栄養を与えても吸収できなくなるのです。

前に飼っていた愛猫たまちゃんも最後は骨と皮でした。

見ているのがつらかったけれど表情は穏やかで痛がる事はなかったです。

水しか飲まない

我が家のたまちゃんは水だけは亡くなる直前まで飲んでいました。

にゃあこ
猫によるけど水だけで数週間から1ヶ月ぐらい生きることもあります。

そのころから前脚でお口を引っ掻くしぐさがなくなってきました。

皮肉な事ですが栄養素が身体に入らなくなると「病原体・ガン」も弱るようです。

餓死状態なので「脳内麻薬」がでて痛みが無くなりますがすべての猫に当てはまるとは限りません。

飼い主が帰っても反応が鈍く迎えにこない

いつも迎えにきた「たまちゃん」が玄関にこないんです。

いつもはしっぽを真っ直ぐに立てて「おかぁさんおかえりぃぃ」とお出迎えがあったのに玄関が静かなんです。

私は猫が玄関に来なくなるのがめちゃ寂しかったです。

お風呂のタイルや冷たいところで寝るようになる

なぜ身体を冷たくするのか?

簡単に書くと

  • 身体が熱く感じる
  • 少ないエネルギーで生命を維持するため

であり楽に逝けるからではないでしょうか。

にゃあこ
温めると少し寿命がのびますがその分、猫の苦しみを増やすだけ。
飼い主は少しでも長く生きて欲しいんやけど。

目やにが多くなる

腎臓が弱り毒が回り始め、目やにも多くなります。

失禁

最後までおトイレに行く猫さんも多いですが、無意識におしっこを漏らすようになります。

かといってオムツをすると猫さんは身動きができなくなりますので注意してね。

意外と亡くなる直前まで動きます。

亡くなる寸前は水も飲まなくなる

水を拒否するようになったら、もうお星様になる日は近いので、できるだけ飼い主が側にいてあげること。

猫さんも死が近づくと、とてもさみしがりますよ。

いつも以上に甘えてきますが、たっぷり甘えさせてあげてくださいね。

水を絶つと数日で亡くなる

水を飲んでるうちは大丈夫ですが、水を絶つと数日の命です。

チコちゃん
無理やり飲ませるべきじゃないの?
にゃあこ
最後の時がきたら水を飲ませる行為は苦しませることになるの!
点滴もね。

かわいそうな気がしますがこの頃には水分を出す力が、もうありません。

水分補給の点滴をしてあげたいですよね。

でも無理やり水分を入れると身体のあちこちに水が溜まり、最後は肺に水が溜まり溺れているような苦しみを味わいます。

水分を絶つ事で、むくみもとれて身体の余分な水分も抜けていくのです。

水分を飲みたそうなしぐさがあるのなら口の中を湿らせる方法もありますよ。大量に水を口の中に流し込むは危険です。

体温が下がる

いよいよ最後の時になると体温が下がり始めます。

脳以外の重要でない内臓の機能を停止していきます。

手足が氷のように冷たくなるでしょう。

亡くなる直前は意識がなくなり口呼吸になる

亡くなる直前は口呼吸になり意識を失い、問いかけに反応しなくなります。

わかりやすく言うとシャックリみたいな息づかいになります。

息をしているように見えますが酸素は足りてない状態です。

チコちゃん
酸欠状態になると意識がなくなるので苦しみもありません。

息が乱れ口を大きく開けて手足をピーンと伸ばしてのけぞり、そのままダラ~ンと力が抜けていきます。

そして心臓が止まります。

脳死まで40秒ぐらいかかる

実は心臓が止まっても脳死まで少し時間がかかります。

耳は最後まで聞こえるので、この時に「優しく声かけ」をしてあげると愛猫は幸せなまま虹の橋へ旅立てると思います。

目から光りが消える

猫が亡くなると目から光が消えてしまいます。

何回経験しても寂しいものですが人間と一緒に暮らした愛猫は幸せだったと思いたいです。

少しでも愛猫が楽に逝けるように正しい知識をもって最後の時を飼い主と過ごせるようにしてあげてね。

最後の時に飼い主ができることは

  • 側にいてあげる
  • 撫でる
  • 優しく声かけ

たったそれだけなんです。

にゃあこ
最後の時まで愛猫と穏やかに暮らしたいものですね。

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