21歳の鼻腔内腫瘍のみっこちゃん|高齢猫の看取り

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みっこちゃんの飼い主さんからお手紙いただきました

差出人: miccosao
題名: 21歳の鼻腔内腫瘍の“みっこ”

メッセージ本文:
こんにちは。初めまして。
miccosaoと申します。
21歳と高齢の猫“みっこ”(白黒ハチワレ雑種)と暮らしています。今年の7月で22歳になります。

ちょっとお話を聞いて頂きたくてメールさせて頂きました。

一年半ぐらい前から鼻の中にできもの(くしゃみと鼻血の連続だったり。。)ができたので、
病院にかかりステロイドや抗生剤などを飲ませながら生活をしています。


この一年半で元気になったり、また悪くなったりを何度も繰り返しています。

一年半前でもかなりの高齢だったので獣医師さんと話をして、出来物の検査や除去は麻酔が必要で
リスクも高いだろうということであえてそれはしない事にしました。


それで、その時は病名も聞かず、ずっと薬の処方のみしてもらい自宅で投薬だけをしておりました。

元気な時にはホッとしたり、状態が悪くなると辛くなったりで色々ネットを検索していた時に
『ゆるりねこ』さんのブログに辿り着き、心が何だかとても救われるような気持ちになりました。
辛い時はページを開いて読ませていただいております。

4日ほど前に顔がかなり腫れてきたので5ヶ月ぶりぐらいに病院に連れて行った時に、
獣医師さんより腫瘍(ガン)だろうね。というお話を聞いて、今後も緩和的に投薬のみで様子を見る事になりました。

その時から2日後また更に顔が腫れてしまい、鼻の出来物も大きくなり呼吸するのも苦しそうな状況です。
でも、辛そうな状態でまた病院まで連れて行くのも嫌だろうなと思い今現在は自宅でそっとさせています。


薬は飲ませた方がいいのか。。もう、あえて飲ませない方が楽になるのだろうか。。
病院で、余命も聞かなかったので聞いといた方がよかったのか。とか、聞かないで良かったのか。など葛藤しながらいます。

あれだけ顔が腫れていても、ほんの少しだけご飯を近くに持って行くと食べたり、お水を少し飲んだり、トイレも頑張っています。


今までは、もうダメかもと思っても復活したりを何度も繰り返していたのですが、今回はいよいよかもなと感じたりもします。


辛そうな姿を見ていると「いつもありがとうね。あまり頑張らなくてもいいよ。」と声をかけ、「体が丈夫だからなかなか楽になれないのかなぁ。楽になれた方が良いのかもな」などそんな気持ちでいます。

私は、ほぼ在宅ワークなので一緒に入れることがちょっとでも救いになればと思っていますが、
私もたまに出張や夫も出張も多くなり、これからどうしても一人にさせてしまう日があるかもと思うと心配なところもあります。
でも、基本なるようにしかならないから!と思うようにもしています。

猫は家につくと言われる中で、“みっこ”と一緒に暮らしてから今まで4回の引越しをしてきた中で、いつも馴染んでくれています。時には寂しい思いもさせたと思います。本当に優しくて穏やかで良い子です。こんなに長く生きていてくれ感謝の気持ちでいっぱいです。

何だか何を、ゆるりねこさんに伝えたいのかも分からない変な文章で申し訳ございません。
ちょっとだけお話しを聞いて頂きたくてメールしてしましました。


何かちょっとでもアドバイスとかあれば教えていただけると幸いです。
これ以上“みっこ”に望むことはなく、とにかくその時が来たら“みっこ”を出来るだけ自然に看取りできたらと思っております。

長文失礼いたしました。

※今、この文章を打っているときに起き上がりお水を飲みに来ました!

2024年5月1日

初めまして、miccosaoさん。お手紙ありがとうございます。

このお手紙を読んでいると亡くなった、たまちゃんを思い出しました。同じ症状、同じ病でした。

私のたまちゃんも、高齢だったこともあり積極的治療は無しで、後半は自然に任せました。その選択は今でも後悔していません。

顔は腫れていたものの、たまちゃんは最後まで頑張っていました。なんかね、食べなくなって、しばらくしてから腫れがマシになってきたんですよ。

たまちゃんの場合ですけど…。食べなくなったからガン細胞も弱っていったのかな?水も絶つとむくみが消えるんです。生き物って楽に逝ける力があるのね。

枯れるように痩せて亡くなりましたけど安らかでした。

自然に任せたからこそ猫らしく生きれたのだと思います。

飼い主は愛猫の最期に何もする事がなくなると、

  • 何もしないのは批判されるのではないか
  • 見殺しにするのではないか
  • 薄情ではないか
  • 人の目が気になる

などネガティブな事を心の奥深くで考えてしまいます。そんな事は気にしなくていいです。

命は有限で寿命がきたら、お迎えがくるだけのことです。みな、同じ道に向かっていくんですよ。

もう、体が何も受け付けないのに延命するのは、もしかしたら猫ちゃんの苦痛を大きくするのかもしれません。

鼻の腫瘍が大きくなって呼吸するのが苦しそうなのは心配ですよね。呼吸がうまくできてないのかもしれない。最初は苦しいかもしれないけれど、酸素不足になると天然のモルヒネが放出され見た目より苦しくないので大丈夫ですよ。

お薬の事ですが、その時がくるとお薬など役に立たないんですね。抵抗するようなら無理やり飲ませる必要はないと思います。

余命は多分、獣医師にもわからないかもしれませんね。余命より長く生きる子も多いですから。気になるのなら聞いてみてはどうですか。

癌はわりと長く生きて最後にガクッと悪くなります。突然死にはならない、別れるための時間をとれる病なんじゃないかなと思います。

自ら水を絶つことがその時です。

無意識に何かしないと落ち着かないのは飼い主さんの方で猫ちゃんは「もう、静かにして、ソッとしておいて」状態です。

長く一緒にいてくれたみっこちゃん。幸せな子だね。もちろん、私たち飼い主も幸せ。

飼い主さんに愛情たっぷり、育てられたのが文章から伝わってきました。

飼い主さんは、ほぼ在宅ワークなのが救いですね。一緒に過ごせる時間が多いのでみっこちゃんも心強いと思いますよ。

これから先、急変することがあるかもしれませんが、今まで通り普通に接してあげてね。

飼い主さんが不安がると猫ちゃんは心配するだろうから。

優しく声をかけたり撫でてあげ、側にいる、それが、みっこちゃんのお薬となるでしょうね。

また、何か思う事があったらお手紙をください。

そのお手紙が飼い主さん、みんなの支えになりますから。

ありがとう。

みっこちゃん、精一杯生きてください。

何かあったらいつでもお手紙くださいね。

令和6年5月1日

みっこちゃんのその後

差出人: miccosao
題名: お返事ありがとうございました!

メッセージ本文:
お返事本当にありがとうございました。
とても心が救われた気持ちになりました。
本当に嬉しく思っています。

みっこですが、現在は少し元気になりまだ近くにいてくれています!
足元はヨロヨロですが、頑張って少しでもご飯を食べ、トイレにも行っています!

たまちゃんは同じ病だったのですね。
たまちゃんのお話驚きました。


みっこですが4日前ぐらいに結構辛そうな状態になり、もうお薬もストップしました。
そうしたら、その影響なのかは全くわからないですが、腫れる前のお顔にほぼ戻りました!


ゆるりねこさんがおっしゃるとおり、体も弱ってくるとがん細胞も必然と弱ってくるのでしょうね。


本当に不思議です。また、あの顔が見れるとは思っていなかったので嬉しく驚いています!

これから積極的には病院にも連れて行こうと思っていないので、
余命の話も聞かないでもいいかなっと思っています。


これから、どれだけ一緒にいられるかは分かりませんがみっこと楽しんで過ごして行こうと思っています。

お話を聞いていただき、本当にありがとうございます!

こんにちはmiccosaoさん、お手紙ありがとうございます。

お薬を止める時がきたのですね。大丈夫なので、これからも見守っていきましょう。

投薬、治療を止めたとたん、腫れや浮腫がなくなるのは不思議でしょ。

生き物の体って、うまく出来てるんですよね。

衰弱していくと癌細胞も弱っていくんですよ。枯れるように逝くのが一番苦痛が少ないみたいです。

余命を敢えて聞かないのも、いいんじゃないかな。

今はきっとエンジェルタイム、みっこちゃんと穏やかに幸せに過ごす時期だと思います。

いっぱい、いい思い出を作っていきましょ。

みっこちゃんは最後まで猫らしく生きれることでしょう。

飼い主さんが側にいる、それ以上の幸せはありません。それが一番のお薬です。

少しでも、みっこちゃんの飼い主さんに寄り添えて良かったです。

これからも、頑張っていい記事を書き続けていきたいと思います。

令和6年5月11日

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