老猫の介護ってどうなの?自然な終末期は手がかからない!

こんにちは!にゃあこです。
若かった猫さんも、いつか老猫になりますよね。飼い主として老いていく猫を見るのは辛いもの。
でも私たち人間も老いていくんですよ。永久に生きることはないのです。
いつか猫さんの後を追うことになるんですよ。
先に猫さんに虹の橋で待ってもらうだけのことなんです。
老猫を飼っている人で介護している人は
- 老猫を延命しているが悩んでいる
- 苦しそうで安楽死させようかな?
- 食べないしどうすれば?
- いつ亡くなるのか不安
このような不安を抱えている人も多いと思います。我が家の老猫たまちゃんもできる限りの治療をしましたが今は終末期で思ったより長く生きています。
まだ生きているのに飼い主が不安な顔をしていると猫さんが心配しますよ。
楽しく最後まで、ゆったり過ごす方がいいと思いませんか?
猫さんは人間が思うより強いですよ!
いっぱい泣きましたし悩みましたが、たまちゃんと楽しく今を過ごしています。たまちゃんの終末期は、どんな1日を過ごしているのか記事にしてみました。
老猫の身体はどうなってるの?

食べることを拒否して水だけで生きているたまちゃんは、ガリガリに痩せていますが、自分で歩き好きな場所で寝ています。
なんで食事をあげないの?
点滴は?
もう内臓が機能していないから、食べ物を受けつけないんだよ。
この状態で点滴をすると肺に水が溜まったり浮腫んで苦しむの。
なぜ肺に水が溜まるの?
肺に水が溜まるとどうなるの?
年をとると水分をうまく出せなくなるのよ。
肺に水が溜まると溺れている感じになって息がすごく苦しいの。
人間も動物の身体はうまくできていて、機能しなくなったら少しずつ苦痛なく止めていくのね。
老衰を治す治療はないのよ。
たまちゃん痛くないの?
飢餓状態になると天然のモルヒネがでるんだよ。
痛みがとれない場合は安楽死やモルヒネを考えないといけないね。
どうやら、たまちゃんの場合は痛みがないみたい。
安易に安楽死をさせるのもいけませんが、猫さんの苦痛がとれない場合は安楽死を視野にいれてもいいと思います。
通常は獣医師が鎮静効果のある麻酔薬を注射して、ネコは飼い主の腕の中で眠りにつきます。ネコが眠りについたところで、2度目の注射(致死量の麻酔薬を静脈注射)が打たれ、ネコの呼吸が止まり、心臓が停止します。
引用元:東洋経済
2度目の注射をするときにはネコは眠っているので、注射されたことにも気づかず、苦痛をともなうことなく、静かに永遠の眠りにつきます。
このときだけは、飼い主が望むなら(可能であれば)、かかりつけの獣医師に自宅に往診してくれるように頼んでもよいでしょう。住み慣れた家で、家族全員で見送ることができます
終末期の猫さんは?

もう食べれませんが好きな時に水を飲み、好きな場所から飼い主たちを見つめています。猫さんは今を一生懸命生きています。
亡くなる寸前は、粗相も多くなる事もありますが猫さんは最後まで自分でトイレに行きたがります。
手伝ってあげましょう。
人間もそうなんですよ!
トイレシート敷いとけば?
たまちゃんの場合は、動きまわるから意味ないの~
必要な水しか飲まないから、おしっこまみれとかないのよね。
ウンチもしない…
前の猫ちゃんもそうだったわ。
- トイレは猫さんの近くに置こう
- 歩けなくなったらトイレに運んであげる
- 水を飲みにいけない場合は口元まで容器を運んであげる
- 内臓が食べ物を受け付けなくなったら無理やり食べさせない
- 水も飲まなくなったら無理やり飲まさない
- なるべく側にいてあげよう
- 撫でてあげよう
- 声をかけよう(耳は最後まで聞こえる)
終末期に入ると猫さんって凄く汚れます。お手入れが出来なくなってしまうので猫用ウエットテッシュで拭いてあげましょう。

特にお顔周りは汚れますので、猫さんが嫌がらなかったら優しく拭いてあげてね。
口からよだれが出たり、目ヤニが多くなります。
血も混じってたりします。
初めて猫の終末期の姿を見た人はパニックになるかもしれません。
でも焦らないでください!
飼い主が冷静な対処をしなければ、猫さんの死に目に会えず後悔するかもしれないですよ。
家で看取るなら最後までみてあげよう!
自然な死は安らかですよ。
でも、苦しみがとれない場合はちゃんと対処してあげてね。
汚いからって、終末期にシャワーは命を落とす危険があるので水のいらないシャンプーで身体を優しく拭いてあげてね。
下のようなシャンプーです。
うちの猫さんも気持ちいいみたいで喉をゴロゴロ鳴らします。
ホームセンターにも売ってますよ。
自然な終末期の介護は手がかからない

人それぞれの考えかたかもしれませんが、終末期は自然に任せるのが苦痛が少ないようなんです。猫は自立心が強く介護に手が、かからないです。チューブをスパゲティのように巻いて延命している場合は別ですが。
若い時は餓死みたいで可哀想と思ったのですが大人になった今は、それが自然で楽に逝けるというのが理解出来るようになりました。
死にかけている猫さんを目の前にすると、パニックになって「なんでもいいから治療してください!」ってなってしまいがちだけど、その治療は猫さんを苦しめる治療になるのではないか?をよく考えて欲しいのです。
飼い主さんへの恩は忘れないよ!
育ててくれてありがとう。