愛猫が亡くなると、思考能力が停止してしまうぐらいパニックになります。
特に身内が誰も亡くなってない、看取りをみたことがない人は、悲しみがとても深いです。
猫さんが動かないの!
無限に悲しいだけ…他の感情はないですね。でも泣いてばかりで何もしないと愛猫の綺麗な姿を保つ事が出来ないのです。
目次
愛猫が息を引き取ったらどうすればいい?
悲しくて何も考えられなくなりますが猫ちゃんが亡くなってしまったら、腐敗してしまうので手早く準備しなくてはいけないことが沢山あります。
まず先に火葬の予約をしてからお別れの準備をしましょう。
猫さんの箱を準備をしましょう
三点を用意してゴミ袋の中にダンボールを入れます。それと消臭シートを敷くと汚れず安心ですよ。
そのまま燃やすには木箱がいいと思います。
- 木の箱かダンボール
- ゴミ袋
- トイレシート
この消臭シートは、嫌な匂いと体液を吸収してくれますよ。
まず身体の汚れを拭いてあげてください!
死後硬直がはじまるので、すぐにウエットテッシュで汚れを拭いてあげてくださいね。
愛しい愛猫の亡骸をきれいにしていくうちに飼い主の気持ちも少しずつ落ち着いてくるでしょう。
愛猫が汚れていたら手早く洗って、ドライヤーの冷たい風で乾かしてくださいね。
遺体を乾かす時にドライヤーの熱では腐敗が早く進むので注意しましょう。
水を使わないシャンプーがいいと思います。
濡れるのも腐敗を早めます。
体液がでてくるので穴をふさぐ
この行為はちょっと辛いかもしれないです。辛い場合はトイレシートを下に敷いて、肛門・目・お口・鼻にコットンで覆ってくださいね。
主にお口や、肛門にいれます。
そのせいか体液がでなくて、不思議なぐらい綺麗でした。
強制的に食事や水を与え続けた場合は体液が多めにでてきます。
目や口を閉じてあげる
死後硬直が始まりますので、コットンで目を押さえるように瞼を閉じてあげてくださいね。
そしてお口が開いている場合は、タオルで少しの間お口周りを縛っておくと閉じたままになります。
身体を手早く整える
箱に入れて、綺麗な体勢を整えてあげます。寝ている体勢にしてあげましょう。
固まると動かすのが難しくなるので、手早く整えるとよいでしょう。
そしてクシで毛をといて毛並みを綺麗にします。
夏ならば冷房を20℃以下にします
夏は綺麗な状態は1日で冬ならば2日もちます。
用意しておくとよいものは
- ドライアイス
- アイスノン
- 保冷剤
- もしくは袋に氷をいれたもの
です。
お家にあるもので猫さんを冷やします。
上の写真を参考に冷やしてくださいね。お腹周りや頭は傷みやすい場所です。
早めに火葬予約の電話をしましょう
前もって、猫ちゃんをどこで火葬するのか決めておいたほうが安心ですよ。
その後ゆっくり猫ちゃんと最後のお別れをすればいいのです。
猫ちゃんが亡くなった直後の飼い主は悲しさのあまり平常心を失います。
どこがいいの?
パニクっている…
亡くなってから探すと焦って悪徳業者に引っかかってしまうかもしれないしれません。手早く猫ちゃんの姿を整えない猫ちゃんの姿が崩れてしまいます。
最近は24時間受付けのところが多いです。
相談の電話でも親切に対応してくれます。
最後に愛猫とのお別れを
ダンボールだと猫さんを出して火葬しなければなりません。
ダンボールごと火葬できません!
木の箱に入れ替えて沢山のお花や、おもちゃ、おやつなどをいれて愛猫とお別れをしましょう。
色のついていない沢山の花を用意して棺にいれてあげましょ。色の濃い花はお骨に色がつくので避けた方が無難です。
下のダンボールはそのまま燃やせて防水加工されています。
天使のはごろもおくるみは、そのまま火葬できる素材で作られていています。
下の天使のつばさはナイロンで覆われていて火葬が遅れるときなどによいと思いますが、やはり保冷剤やドライアイスは必要です。火葬時ナイロンはとらなければいけません。
どうしてもおもちゃを入れたい場合はプラスチック以外のものがいいですよ。
そうは言っても何を入れたらいいのかわかりませんよね。
火葬できないもの
- タオル
- クッション
- 綿以外で出来た服やタオル
- 首輪
- プラスチックのおもちゃ
- ガラス
- ダンボール
- 色の濃い花
などは火葬に影響するのでダメというか、火葬時に取り除かれます。
火葬時OKな服は売っています。
木箱にお花だと、そのまま火葬できます。
念のため火葬屋さんに確認してください。
最後に猫ちゃんに花束を。
私は花キュービットを利用してます。
まとめ
愛猫が亡くなってしまうのはとても悲しくて無気力になります。でも最後は綺麗なまま見送ってあげたいですよね。
悲しくとも、出来る事は先にしてあげて、ゆっくりと愛猫とのお別れの準備をしましょう。
そうする事で飼い主も心の整理ができるのではないでしょうか。
飼い主にとって人生の中でとても辛い出来事が愛猫の死となるでしょう。
猫ちゃんが飼い主に見送られるのは、とても幸せな人生を送った証なのです。
虹の橋で待ってるよ。