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終末期ペットのやすらぎは飼い主次第!人間の脳と猫の脳は違うんだよ

終末期ペットのやすらぎは飼い主次第!人間の脳と猫の脳は違うんだよ

病気になって、なんて不幸なの

と飼い主は動物が病気になると思うんですが、動物はそうは思いません。

  • なんかしんどいな
  • ご飯たべなくない
  • 眠いな
  • 動きたくないな

そんな感じです。病気だからといって、不幸になったと思わないのが猫です。

猫は人間の脳は大脳新皮質の部分がとても発達していますが猫の場合はうっすらとしかなく、そのかわりに大脳辺縁系がとても発達しています。


動物学者によると、この脳の構造や習性から考えて「猫には、悲しいという気持ちが殆ど無いだろう」といわれています。

人間だけが、複雑な感情があって、動物は本能的な部分の方が強いのです。では詳しく解説していきます。

大脳辺縁系と大脳新皮質の違い

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大脳辺縁系は感情を司り本能行動に関わる部位で、大脳新皮質は思考全般を司る部位です。


大脳新皮質(だいのうしんひしつ)とは、大脳の表面を覆う皮質構造のなかで、進化的に最も新しい部分です。

  • 知覚や記憶
  • 思考
  • 言語、
  • 随意運動

高次な脳機能を司っています。

大脳新皮質の特徴

厚さ約2mmの灰白色の皮質状組織で、6層構造をもつ
脳溝によって区分けされ

  • 前頭葉
  • 頭頂葉
  • 側頭葉
  • 後頭葉

の4つの領域(大脳葉)に分けられます。


それぞれの層ごとに性質の似たニューロンが集まっており、層構造に基づいた神経回路ネットワークが形成されています。

大脳新皮質の役割

  • 理論的思考や判断力
  • 言語能力などの知的活動
  • 喜びや悲しみなどの複雑な感情

視覚情報を処理する視覚野や皮膚感覚などを処理する体性感覚野など、機能の異なる多数の部位からなります。


大脳新皮質(だいのうしんひしつ)は、大脳の表面を覆う皮質構造のうち、進化的に新しい部分であり、主に高次な認知機能、運動機能、感覚機能を担う領域です。合理的な思考、言語機能、複雑な感情など、ヒトの高度な脳機能に関わっています。

大脳新皮質は、他の脳領域と比較して進化的に新しい構造であり、特に哺乳類で発達したと言われています。

大脳新皮質は、6層の構造を持っており、各層が異なる神経細胞や神経回路を形成しています。

大脳新皮質は

  • 言語
  • 記憶
  • 思考
  • 判断など
  • 高次な認知機能

を担っています。
運動・感覚機能:
運動機能(随意運動)や、感覚情報(視覚、聴覚、触覚など)の処理にも関わっています。

大脳新皮質は、

  • 前頭葉
  • 頭頂葉
  • 側頭葉
  • 後頭葉

の4つの脳葉に分けられ、それぞれが異なる機能を担っています。

大脳新皮質には、複雑な神経回路が形成されており、これらの回路が様々な高次脳機能を担うと考えられています。

  • 言語機能、言葉の理解、生成、コミュニケーションに関わる機能
  • 記憶機能:短期記憶、長期記憶に関わる機能
  • 思考機能:論理的な思考、判断、問題解決に関わる機能
  • 運動機能:随意運動、協調運動に関わる機能
  • 感覚機能:視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚に関わる機能
  • 感情機能:喜び、悲しみ、怒りなどの感情に関わる機

大脳辺縁系

大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)は、人間の脳の中にある、情動、記憶、本能行動などの重要な機能を担う複合的な構造の総称です。海馬、扁桃体、帯状回などが含まれ、特に感情のコントロールや記憶の形成に関わっています。

大脳辺縁系の主な機能

  • 情動:喜怒哀楽などの感情の体験や表現、情動的な行動の制御に関わります.
  • 記憶:海馬は短期記憶の保持と長期記憶の形成に関与し、扁桃体は感情的な記憶の処理に影響します
  • 本能行動:食欲、性欲、睡眠欲など、生存に重要な本能的な行動を司ります.
  • 自律神経の調節:視床下部を通じて、自律神経系の活動を調節し、心拍数や呼吸、体温などを制御します

大脳辺縁系の構成

  • 海馬:短期記憶を長期記憶に変換する役割を担います
  • 扁桃体:感情的な記憶の処理や、危険な状況への反応に関与します
  • 帯状回:感情や本能行動を統合し、自律神経系の活動を調整します
  • 海馬傍回:海馬と周辺の構造を繋ぎ、記憶の形成に影響します
  • 視床下部:自律神経活動のコントロールや、ホルモン分泌の調節に関与します

人間だけが死をおそれ、病気の不安、この先も生きたいと思うが動物は今を生きる

ぶっちゃけ、動物は今を生きるけど、人間は未来を考え生きたいと思うけれど、動物は違います。死という概念はありません。

人間と同じではないのが動物の思考。裏を返せば、飼い主次第で、動物の最期は不幸せになるか、穏やかに過ごす、幸せな余生になるか決まるのです。

私だって、たまちゃん、チコちゃんの飼い主で、どんな姿になっても生きて欲しいという気持ちはあるけれど、その時がきたら彼らの意志に従うつもりです。

苦しめる延命はしないと思う。人間の場合は、その時がきたら医師も点滴ぐらいで何もしなくなるけれど、動物の場合は数日で死ぬとわかっていても、獣医師は飼い主が望めは、とことん、治療する。

猫は口が聞けないからね。

じゃあ、最期に動物は何をしてほしいのか?

最期に望むこと?何も望んでいません。

普段通りに
  • 飼い主の側にいて
  • チュールを食べて
  • 普段通りの生活
  • 眠たい時に寝る
  • 体調が悪い時は休むし食べない

そして、飼い主にいつも通りに接して欲しいと思っています。

人間もそうなんだけど腫れ物にさわるように接してると不安になるんですよ。

もうすぐ、お別れが近づいているのに、飼い主としては普通に接するのは難しいかもしれないけれど、

笑顔で話しかけてあげると、猫も喜ぶよ。生きる糧になります。

看取る側は辛いけれど呼吸困難になったら、見た目は苦しそうだけど、天然の麻酔が効いてるから苦しくないんだよ。

全身麻酔は苦しくないでしょ?

大丈夫、大丈夫。

猫は今を精一杯生きて、未練なく、あの世に行くのです。幸せだったからこそ、飼い主は悲しいけどね。

また、いつか、お互い生まれ変わったら会えるでしょう。

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