ふーたちゃん(13歳の女の子)が令和2年10月17日に虹の橋を渡りました。
でも今はとことん悲しんで泣いてね。
ふーたちゃんは優しい飼い主さんと暮らせて幸せだったと思います。
今は楽になって虹の橋に向かう準備をしていますよ。しばらく飼い主さんの側にいるような気がします。
ふーたちゃんは痛みから解放された
このお手紙を読んで今は亡きたまちゃんのことや父の言葉を思い出しました。
愛猫の命が燃え尽きる前は飼い主としては見るのがとても辛いですよね。
延命を止めるとたしかに寿命が少し短くなりますが…
癌は栄養を与えれば与えるほど大きくなる恐ろしい病気で末期になると骨が溶けてしまうことも。そうなると耐え難い痛みを伴うとも言われています。
ふーたちゃんは骨が溶けていたとのことで飼い主さんの判断は正しかったと私は思いますよ。
ふーたちゃんの飼い主さんはふーたちゃんのために点滴を止めるという決断をしましたが最後まで悩んだのではないかしら?この決断は飼い主にとってとても辛いのです。
「それでもどんどん弱っていくふーたを見ていると、点滴した方がいいんだろうか、と迷うことが何度もありました。その度にゆるり猫さんを読み、自然にしてあげる事がふーたに楽な最後を迎えさせてあげられる、と信じ日々過ごしてきました」
猫がしゃべれたらきっと
「もうこんな辛い治療は嫌だよ!もうそろそろ逝かせてくれない?」
と言うような気がする。
私は人間で親しい人を何人か看取ったんだけど、もっと生きてほしい私の気持ちと裏腹に
「もう静かに逝かせて、もう逝ってもいいかな」
最後の時が近づくと皆、口を揃えて言うんですよ。人それぞれだと思うのだけど…。
だから逝かせたくないけど逝かせてあげるしかないの。この時期が一番辛くて寂しいのよね。
ふーたちゃんの飼い主さん。10年以上生活を共にしたふーたちゃんが居なくなったんだから寂しいのは当たり前なのよ。
ふーたちゃんゆっくり休んでねなんて言わずにとことん悲しんで我慢せず泣いてほしい。
そうしなければ飼い主さんが立ち直れなくなるからです。
この悲しみ、寂しさは時間が経たないと消えることはないのでボチボチゆっくり、ふーたちゃんを見送りましょ。
いつか私たちも虹の橋へ行って愛猫と会える日もそう遠くない未来。お互いに精一杯生きていきましょうね。
手紙を何回も読んだけどふーたちゃんは大切に育てられて幸せに暮らしていたことがわかります。
飼い主さんに看取られたということは本当に幸せな最期なんですよ。
このお手紙を見てきっと多くの悩める飼い主さんが救われると思います。遠慮なさらずにお手紙をくださいませ。
私の看取りブログがお役にたてて良かったです。読んでくれてありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りします。
ゆるりねこblog運営主にゃあこより
追記:後日ふーたちゃんのママから連絡がありました
私はペットも家族だと思っていて永く人間と暮らしている猫ちゃんは人の心を持っています。
どの猫ちゃんも飼い主を待ってから安心したら虹の橋へいくようですよ。
耳は最後まで機能しているので心臓が止まってから40秒ほどは飼い主さんの言葉を聞いています。
最後になでなでされて幸せな気持ちで息を引き取ったふーたちゃんは幸せな猫ちゃんですよ。しかも家族全員で見守られるなんて最高の最期。
私たちもそうなりたいものですね。
ふーたちゃんが居なくなった心の痛みはすぐに回復しないけど、ボチボチゆっくり気持ちを整理していこうね。
私も困った事に今だにたまちゃんが恋しいの。
お手紙ありがとうね。