2021年の春、ご相談いただいたしいちゃんの飼い主さんからお手紙をいただきました。お手紙とても嬉しかったです。
私はこのサイトで出会った方とのご縁を大切にしています。
- その後、飼い主さんは元気になったかな
- ねこちゃんは安らかに眠れたのかな
その後の飼い主さんが心配。長年暮らした猫ちゃんは家族、それ以上にかけがえのない存在であり失ったときの悲しみは、想像以上に深いです。
私も何回、経験しても慣れることはないですね。悲しみが深いのは「猫ちゃんと幸せに暮らした証なんだ、猫ちゃんは幸せだったのだ」といつも自分に言い聞かせています。
さて、しいちゃんの飼い主さんのお手紙を読んでいきましょう。
看取りを終えて気持ちの整理しいちゃんの飼い主さん
とても辛かったでしょう、しいちゃんの飼い主さん。
あの後セカンドオピニオンに行かれて、決断されたのですね。
命と向き合うことは勇気がいります。
人間もそうなんですが意識がはっきりしなくても苦痛と感じる治療は、ないはずの力を振り絞って抵抗します。
しいちゃんの飼い主さんの選択は正しかったのではないでしょうか。
獣医さんは猫の余命はわかっています。でも飼い主さんにストレートに言えません。
飼い主さんに、なんとかして欲しいと言われたのなら延命治療をするしかないのです。
最近では生活の質を下げる動物の延命治療はすべきではないと言われています。
猫にとって
- 自分でご飯が食べれない
- 自分で排泄ができない
のに生かされるのは不自然なことで苦痛を長引かせることになることが多いと言われています。
このお手紙から、しいちゃんを苦痛から解放させたい飼い主さんの思いやりが伝わってきました。
亡くなった娘さんのかわりに大切に育ててきたしいちゃんの飼い主さん。しいちゃんが旅だったあとの喪失感は大きくて、とても苦しかったでしょうね。
私も猫は子供のように大切な存在で家族ですから、今の子たちが旅立ってしまったらどうなることやら。
あなたが、私のblogを読んで前向きな気持ちになって良かった。
お互い残りの人生ぼちぼち頑張って生きていきましょう。無理は禁物ですよ。
そう遠くない日、飼い主も虹の橋へ向かうのだから。
夢じゃなくて亡くなったしいちゃんが心配して飼い主さんに会いにきたんじゃないかしら。
二度と猫と暮らせないのは寂しすぎので、猫とかかわるボランティア活動などいいと思いますよ。
どうか元気にお過ごしくださいね。
お手紙ありがとう!とても嬉しくおもいます。
令和4年3月4日
ゆるりねこblog運営主にゃあこ