忍ちゃんが虹の橋を渡りました【自然な看取り】老衰はおだやかなんだよ

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令和3年8月14日忍ちゃん♂が虹の橋を渡りました。飼い主さんの腕の中で穏やかに逝かれたそうです。

心よりご冥福をお祈りします。

忍ちゃんの例は本当の穏やかな老衰だと思います。

忍ちゃんの飼い主さんからお手紙をいただきました

忍ちゃんお疲れ様

■ お名前 忍

■ 題名 穏やかに看取ることができました

■ お問い合わせ内容

19年前、長毛の黒猫夫婦がうちの庭に来る様になり、
隣の家の物置下で産まれた子猫2匹を連れてきました。

みんなを家族に迎え大切に育ててきました。19歳の忍はその家族の最後の1匹でした。慢性腎不全ではありましたが元気に過ごしてしました。

しかし今年6月にてんかん発作を発症してから昼夜問わず発作が続き、私は介護と仕事の過労から先月自損事故を起こしてしまいました。

不思議なことに事故の翌日から忍のてんかん発作は全く起きなくなりましたが、身体が日に日に弱り4日前に歩けなくなり、昨日8/14朝、水も飲まなくなり、かかりつけの病院に電話しましたがもちろんお盆休みでやっていません。

点滴や何か処置をした方が良いのかと頭がグルグルまわり焦りながら偶然こちらのブログを拝見、ハッとしました。最期の時が来たことにきちんと向き合おうと思いました。そして忍を抱っこしてずっと身体を撫でていました。

そのまま数時間がたち、ゆっくりゆっくりと呼吸が弱まり穏やかに静かに旅立ちました。ここまで長生きした猫がいなかったので、これが老衰の亡くなり方なんだと実感しました。


昔、若い白血病の子に必死の思いで猫の気持ちを考えずにギリギリまで嫌がる薬を投与したり給餌して苦しませてしまった過去があり、看取ることについて考えてきました。

亡くなるほんの数時間前に偶然出会ったこちらのブログのおかげで勇気が出て穏やかに看取ることが出来、感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。明日お葬式なのですが、今は無理して我慢することなくたくさん泣いていようと思います。他に2匹の若い黒猫もいますが、19才のお爺さんが一番の甘えん坊でした。そばにいてくれているはずなので感謝の気持ちを伝え続けます
(o^^o)

忍ちゃんの飼い主さんは忍ちゃんが亡くなる数時間前に私の看取りブログを読んだということなんですが、すごい偶然ですよね。

私のブログを見つけてくれてありがとうございます。

忍ちゃんの飼い主さんの言うように、老衰って眠るようにすう~と亡くなることが多いので「その時」がきたら何もしないほうが楽に逝けます。

老衰って、とても穏やかなんだよって皆に教えてあげたいです。

飼い主さんも看取りと向き合えてよかった。向き合うことで猫ちゃんも飼い主さんの心が救われますから。

飼い主さんは疲れて自損事故を起こすぐらい一生懸命、忍ちゃんの介護をしてこられたんですね。きっと忍ちゃんはその日から「もう、思い残すことないよ!僕は大丈夫だから」と逝く準備をはじめたのだと思います。

お盆で病院も閉まってたのも偶然ではなく、甘えん坊の忍ちゃんは病院でなく飼い主さんと最後までいたかったのですよ。

お手紙を読んでいると飼い主さんが忍ちゃんに寄り添い、その時を受け止めたので「最後まで忍ちゃんは幸せであった」ことがわかります。

愛猫が亡くなるのは寂しいことですが「穏やかに看取ることができた」という報告は運営主にとってブログを書く励みにもなるし、嬉しいです。

まだ、飼い主さんの側に居るであろう忍ちゃん。私たちも長年癒やしてくれた家族へ感謝の気持ちを伝えつつ、いつか会える日まで精一杯生きていきましょうね。

今日はお葬式なんですね。私も遠くから手を合わさせていただきます。また生まれかわっておいで…。

ゆるりねこblog運営主

にゃあこ

令和3年8月15日

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