きぃちゃんのパパとママからお手紙いただきました
差出人: きいちゃんパパとママ
題名: 腎不全の終末期
メッセージ本文:
にゃあこさん、初めまして
去年8月に、最初の子を全身の癌転移で看取ったばかりで、悲しみも癒えぬうちに、今年1月末、4番目に迎えたきーちゃんが肥大型心筋症になり、腎不全も抱えた中、入院後、投薬治療が半年間続けられました。
もともと大人の迷い猫で、背中に傷を負った状態のところ発見し、保護したきいちゃん。
迎えて3年経った頃に、急性腎不全で投薬治療をした時から、投薬がとても上手にできる子でした
きーちゃんの生命力と治療の甲斐もあり、その時は改善し元気になったのですが、その2年半後位にまたも病気と闘わなくてはいけなくなってしまいました
私たちも、できる事はやろうと言う気持ちで頑張ってきたんですけれども、半年経ったあたりからきーちゃんがお薬を飲んでも吐くことが多くなり、1日2回の投薬が困難になってからやめることにしました
投薬をやめてから1ヵ月半経過して、ついに食べることがほぼできなくなり、お水も飲むことができなくなってきています
ここ3、4日いわゆるエンジェルタイムなのかもしれないと言う場面が、何度かありましたが、1日ずつ目に見えて衰えていく様子もうかがえます
辛くても、きーちゃんの最期を私たち2人見守りの中で看取っていきたいと思います
はじめまして、きいちゃんパパとママさん、お手紙ありがとうございます。
前の子を看取ったばかりなのにきーちゃんの介護までしておられる。今大変だと思います。
投薬も受け入れていたきーちゃんだからこそ、何年も生きてこられたのではないでしょうか。飼い主さんは出来る事はすべてやってこられた。
それでも、お薬を受け付けない時期がきたのですね、その時がきたのです。
あとはきーちゃんを見守る、側にいてあげる。それでいいと思います。
弱っていく姿を見るのは辛いと思いますが人も動物も生まれた瞬間から死に向かっていく。
命は有限で枯れるように逝くのは自然な事だし、哀れではないですよ。
みんな同じ所に向かうんですね。
そして、また生まれ変わるの繰り返し。
私もきーちゃんを遠くから見守りたいと思います。一緒に看取りましょう。
看取るのは慣れないものですが苦痛から解放してあげる事ができて、最期を穏やかにすることができます。
弱っていくと苦しんでいるように見えるかもしれませんが、実はそうでもないんですよ。
大丈夫ですよ。
エンジェルタイムを大切に、そしてきーちゃんと穏やかに過ごしましょ。
看取られるって幸せなんです。見送るよりもね。
令和6年9月19日
きぃちゃんが虹の橋を渡りました
差出人: 塚本実千代
題名: きいちゃん穏やかな最期でした
メッセージ本文:
にゃあこさんがお返事を下さった、9月19日14時45分、きーちゃんはとても穏やかに息を引き取りました
8時ごろまでは体を起こしてヨロヨロと2、3歩歩進んだりして、大好きなパパのお布団に行こうとしていましたが、その後はいよいよ動けなくなり、横たわった状態で
呼びかけに対しても、尻尾をバタバタしなくなり、昏睡状態に入りはじめているように見えました
呼吸の状態をずっと見ていくと、明らかに早くなっており、最期の瞬間は、ともすると見逃してしまうのではないかと言うほど穏やかで、本当にきーちゃんらしいなと思いました
実は、最初の子ふうたんの時に、あまりにも辛くてにゃあこさんの看取りのブログにたどり着き、心構えというか、どう向き合うかを参考にさせていただいていました
最初の子ふうたんは2ヶ月で逝ってしまいましたが、きーちゃんは8ヶ月の闘病生活でした
病気によっても、その子によっても、たどる経過や最期の瞬間というものは違うし、とても辛いものだと改めて感じました
私達のかけがえのないかわいい子達
寂しいけれど、尊い経験をさせてくれてありがとう
令和6年9月19日14時45分きーちゃんが虹の橋を渡りました。
穏やかに逝かれたそうです。
心よりご冥福をお祈りします。
看取りに正解はなくて、猫それぞれ違います。
大好きな子供たちの死と向き合うということですから、辛いのはどうしょうもありません。
しかも、飼い主自身が年齢を重ねるたび、看取る事ということが精神的にきつくなってきます。
でも、それでも、今まで側に居てくれた子供たちへの恩返しというか
やはり見守って見送ってあげるまでが、私たち飼い主が可愛い子供たちにできる最後のことなのではないでしょうか。
塚本さまはふうたんの看取りの時もblogを読んでくれてたのですね。
リアルな事も書いてありますが、読んでくださりありがとうございました。
お手紙ありがとう。
尊い経験ありがとうね、愛する子供たち。
令和6年9月20日