岡部さん、心よりお悔やみ申し上げます。愛猫が虹の橋を渡ってから、ずっと苦しんでおられるのですね。
辛いですね
終末期の猫ちゃんが病院で亡くなるのは、よくあること。飼い主さん、もう苦しまないでください…。
岡部マロンさんからお手紙いただきました
介護って、現実より想像を絶するぐらい大変なものです。
介護をしていると心の奥で終わりにしたい、でも、もっと生きてほしい
このふたつの心がぶつかり合います。
そして人間でも猫でも病院の治療を頑なに拒否することもあるんです。介護者としてはもどかしいですよね。
治療を素直に受けていたら、もっと生きれたのに
もしかして、病院に連れてこなければ安らかだったかも…色々考えてしまう、過去になった今でも。
大量の吐血に下血、猫も病気によって亡くなる直前まで苦痛がある場合もあります。
飼い主さんが選択した行動は、正しかったのだと思いますよ。
きっと病院に連れて行かなくても、寿命だったと思うし、猫がみずから選んだ運命だったのではないかとも思います。
- 病院で亡くなる
- 家で看取る
どちらを選んだとしても、必ず後悔は残るもんなんです。
安楽死を選んだ飼い主さん、罪悪感もあるでしょうが、最期は猫ちゃんは苦しまず眠るように旅立ったのですから、もう、自分自身を責めないで許してあげてください。
終末期に病院での治療で亡くなる子もいるのを頭にいれておく
終末期は、どこで亡くなってしまってもおかしくない状態だということを頭にいれておいてください。
治療の途中で亡くなる、入院先で亡くなるのは、よくあることなんです。
チェックポイント
●理想的なのは、猫ちゃんが元気なうちから治療方針を決めておく
●最期は延命するのか、しないのか。苦しんでるのなら安楽死も考える
●老衰は身体の中で、どんなことが起こるのかを勉強しておく
それと、やはり人生の終わりはその人、猫が決めるもんなんです。
病院へ行くストレスだけで寿命が縮まる猫ちゃんもいるので、そこは配慮しつつ猫の気持ちを優先させてあげるのがいいかもしれません。
最後に
岡部さんは猫の苦しみを取り除く選択をしたんです。延命、延命で猫を苦しませる飼い主さんも多い中、勇気ある決断でした。
猫ちゃんは、いいタイミングで苦しまず虹の橋を渡れたんじゃないかな。
たしかに病院に行ったことで亡くなるのが早まったのかもしれませんが、最後まで猫らしく生きたのではないでしょうか。
岡部さん、自身を許してあげてくださいね。猫ちゃんが心配しますよ。
お手紙ありがとうございます。
令和5年4月1日 ゆるりねこblog運営主にゃあこ
岡部マロンさんのその後
私も、思い入れのある子が虹の橋へ渡ったとき、ひどいペットロスになり、泣いてばかりいました。
落ち着いた頃に悲しみが押し寄せてくるんですよね。
何もする気が起きず寝たきりになってしまったんです。
そんな日が1カ月続いたかな?
その時に親戚の子供が家に訪ねてきて真っ白な猫ちゃんが、居てたよって言ったんです。その子は2歳で、私と暮らしてた猫ちゃんを知らなかったはずなのに…
きっと飼い主を心配して虹の橋へむかうのをためらってたんでしょうね。
これではいけないと思い、少しずつ前向きに生きていこうと思いました。
すると次の日、亡くなったはずの猫ちゃんが寝ている私の頬にスリスリした感触があって。
光がぱぁ~っと差し込んできたんです。
遅くなったけど虹の橋へむかったようです。
亡き子に心配かけたらいけませんよね。
大切な子が亡くなったんです。ペットロスになって当たり前。
長く悲しむかもしれませんが、いつか会える日がくるのですから、楽しみに待ちましょう。
私は何回も看取ってますが、心の穴が増えるばかりで今でも、胸がキューって締めつけられるような悲しみに襲われます。
慣れないなぁ…
昔のことを思い出し、泣くこともあるんです。
私もみんなのお手紙に救われています。
ありがとう
あまりに長引くようでしたら、心の病院にいってくださいね。
岡部さんが穏やかに暮らせますように
令和5年5月9日