1歳9ヶ月のリンパ腫の女の子もーちゃん看取り

中島さんからお手紙いただきました

中島真弓さま
メッセージ、何度も読み返しました。
こんなにつらい状況の中で、言葉にして届けてくださって本当にありがとうございます。
も〜ちゃんは、まだ一歳9ヶ月という小ささでリンパ腫になってしまって、本当に悔しくてやりきれないお気持ちだと思います。
それでも、3月の発症から5月の再発、そして今の緩和の時間まで、真弓さんがどれだけ一生懸命に考えて、悩んで、も〜ちゃんのために選び続けてこられたかが、文章からひしひしと伝わってきました。
最後の補液のときに、ストレスで呼吸状態が悪化してしまったこと、
最後にチュールを食べてくれた日のこと、そのあと吐き続けてしまったこと…。
その一つ一つを思い出しては、「あれでよかったんだろうか」「他にできることがあったんじゃないか」と、ご自分を責めてしまいますよね。
でも、
「リンパ腫は治らないので、副作用の大きな治療はしない」
「お家から連れ出して点滴することは辛いことだと判断しました」
と書かれているところを読んで、私は「も〜ちゃんは、とても優しいお母さんに出会えたんだな」と感じました。
治さない選択、積極的治療をしない選択って、「何もしない」ことじゃなくて、「苦しいことを増やさない」「少しでも穏やかに過ごしてほしい」という、とても愛の深い選択だと思います。
絶飲食6日目で、見ている方としては「このままでいいのか」「水もあげなくていいのか」と、毎分毎秒苦しくなりますよね。
でも、体が本当に限界に近づいてくると、「生きたいのに食べられない」というより、「もうがんばらなくてもいいよ」というサインとして、食べることや飲むことをやめていく子も多いです。
毛がつやつやで一見元気そうに見えるほど、なおさら心が揺れますよね。
私は獣医ではないので医学的なことは言い切れませんが、今の真弓さんは「なにもしていない」のではなくて、仕事を休んでまで、も〜ちゃんのそばにいてあげている。
これ以上ないほど、大きな「してあげていること」だと思います。
外から見ると「見守るしかできない時間」って、本当につらいですし、長く感じられます。
でも、も〜ちゃんにとっては、「一番安心できる場所で、一番大好きな人と一緒にいる時間」です。
真弓さんが迷いながらも選んだ「お家で過ごす」「無理なことはしない」という道は、きっとも〜ちゃんの心をいちばん守る選択になっていると思います。
不安になったり、「これでよかったのかな」と揺らいでしまうのは、も〜ちゃんを心から大事に思っているからこそです。
そんな自分を責めないであげてほしいです。揺れるたびに、「それだけ大事に思っている証拠なんだ」と、自分の優しさを認めてあげてくださいね。
もし、涙が止まらなくなったり、胸が苦しくなったら、少し深呼吸をしてから、も〜ちゃんの寝顔を見てあげてください。
も〜ちゃんはきっと、「お母さん、ここにいてくれてありがとう」と、安心してくれていると思います。
取り留めないなんてこと、まったくありません。
今の真弓さんの精一杯の気持ちがこぼれ出た、大切な言葉たちだと感じました。
どうか今は、「正しさ」よりも「優しさ」を信じて、も〜ちゃんとの静かな時間を、一分一秒ずつ抱きしめるように過ごしてあげてくださいね。
中島さんはひとりじゃない、私たちも、見守っています。不安になったら、いつでもお手紙くださいね。
にゃあこより


