猫ってクールなイメージがありますよね。
でも長年人間と一緒に暮らしてきた猫さんは「飼い主がとても可愛がってくれたこと」「人間の友達や仲間と遊んで楽しかったこと」をよく覚えていて忘れないんですよ。
意外と情が深い生き物なのです。
人間と同じで猫も最後の時が近づくと…
猫には「死」という概念はないけれど身体が衰えてくると「なんとなく人恋しいな」という気持ちがででくるのではいでしょうか。
まるで赤ちゃんの頃のように甘えてきますよね。
では最期の時に多くの猫がとる行動を書いていきます。
目次
ツンデレな子が異常に甘える
年をとって病気がちになると「甘えんぼう」になる猫さんは多いです。
いつもより異常に甘えてくる場合は愛猫とのお別れの日が近いのかもしれません。
そのときは思いっきり甘えさせてあげてくださいね。
少しの時間でも飼い主と離れるのを嫌がる
身体も衰えてくると不安がって「飼い主」の側から離れるのを嫌がります。
飼い主が離れると不安そうに「にゃぁにゃあ」鳴きます。
これは分離不安と違うもので、死を目前にした生き物がとる普通の反応です。
お世話になった人間や動物に会いたがる
私が飼ってきたお星様になった猫さんたちは一緒に過ごした家族をよく覚えています。
最後の時を迎えようとする猫さんは一緒に過ごした家族をけなげに待ちます。
前の飼い主さんが亡くなってしまった場合でも猫さんは…
前の飼い主はいつ帰ってくるの?
亡くなった飼い主さんがいつか迎えにくることを信じていました。
前のたまちゃんも亡くなる間際まで「前の飼い主さん」を待ち続けて探していたなぁ…。
その待ち続ける姿は見ていて私はとても辛かったです。
たまちゃんはヨロヨロしながら毎日夜7時ぐらいに玄関で前の飼い主を待つ姿はまるで忠犬ハチ公のようでした。
前の飼い主の帰宅時間はちょうど夜の7時。
あの悲しい目をしたたまちゃんがいまだに忘れられない。
だから私は辛くとも猫より長生きして見送る側がいいですね。
いつもより「まばたき」が多い
飼い主の顔を
- いつもより長い時間見つめる
- まばたきがいつもより多い
飼い主が好きだよ、忘れないよと最後のお別れを言ってるのかもしれませんね。
ゴロゴロと喉を鳴らす回数が多く飼い主から離れない
体調は悪い時も猫はゴロゴロ喉を鳴らします。
喉をゴロゴロ鳴らして飼い主から離れるのを異常に嫌がる場合は「これが最後に甘える愛猫の姿」になる可能性があるので出来るだけ側にいてあげてね。
猫が飼い主の後をどこでもついてくる
体調が悪く精神的にも不安になると猫さんも飼い主が視界から消えると不安がります。
猫さんのが後をついてきても好きなようにさせてあげてくださいね。
声をかけて撫でるだけで猫さんも安心します。
夜中や朝方飼い主を起こす
猫さんも最後の時が近づくと夜中や朝方起きた時に不安を感じるのかもしれません。
最後の時が近づくと朝方や夜中に起こされるケースが多いです。
飼い主起きて撫でて!
大丈夫だよぉ。
撫でてあげるよ。
ゴロゴロ~
猫の最後のサインがみられたら時間が許すかぎり側にいてあげる
猫さんは辛抱強く「病気を隠す生き物」なのでいつもと違う行動がみられたら注意してください。
猫の最後のサイン
- 異常に甘える坊になる
- ゴロゴロ音がいつもと違う
- 夜中や朝方起こされる
- いつもよりまばたきが多い
- 誰かを待っている
- 飼い主と離れるのを嫌がる
- 不安そうに鳴く
このようなサインがみられたら、体調がかなり悪く最後の時が近付いている可能性があります。
悔いのないように愛猫との時間を大切にさましょう。