穏やかな最期ポジちゃん|看取り

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ポジさんの飼い主さんからお手紙いただきました

差出人: クロエ
題名: 穏やかな最期

メッセージ本文:
今朝、11歳の愛猫ポジが虹の橋を渡りました。数日前、看取りについて調べていたときに、「枯れるように亡くなる」という記事から、検索した末に、こちらのブログに辿り着き、看取りに関するブログを読んで学ばせていただき、とても穏やかな最期を迎えさせてあげることができたと思っています。

2年半前に慢性腎不全が発覚し、自宅での輸液で延命を続け、それでも猫らしく数年を過ごしてきました。この2年半の間、二度ほど尿毒症の峠があったのですが、数日の入院での静脈注射と強制給餌などで越えることができてきました。

ですが、今回の峠では1週間ほど強制給餌をやってみたものの、強制給餌の嫌がり方が強くなっていったのと、無理に食べさせても吐くこと、体の弱り具合や痩せ具合、何より水も飲もうとしなくなったことで前の峠と違うとわかり、今回はいよいよお別れを覚悟しないといけないと思った次第です。

そしてこちらの記事に辿り着き、そこから無理に強制給餌もせず、水も少しずつシリンジで与えるだけにし、その数日後いよいよ水を飲みこむのも難しく辛そうになったところで、輸液も減らしていき、最後は輸液を止めました(亡くなる3日前)。

歩くのもままならずガリガリにはなりましたが、最後の3日間もずっと一緒に過ごし、一緒のベッドで寝て擦り寄ってきたり、寝ながら尻尾をゆっくり降ったりしていたので、苦しそうではありませんでした。

最後の朝は、顎で呼吸するようになり、ほとんど動けなくなって寝返りも打てなくなっていたのですが、窓の近くに寝かせると日課の朝の散歩に行こうと窓に向かって歩き、外に出たがったので、外に出してやると、フラフラしながらも少し庭を歩きました。

そして、日陰で寝ました。(ハワイ在住なので初夏の気候です)。用事があって数分ほど目を離したのですが、見てみると、一度大きく息をするように体が動いたので、慌てて戻ってみると、すでに息をしなくなっていました。

この子の兄弟も2年前に腎不全&尿毒症で亡くしているのですが、兄弟の方は亡くなる2日前まで入院させて静脈点滴で尿も出ない状態で、浮腫んだまま、2日間苦しそうに痙攣を繰り返して見るのも辛い様子で亡くなったので、それと比べて、この子はとても穏やかにピースフルに亡くなったと思います。

尿も亡くなる5時間前まで出ていました。唾液は多少ありましたが兄弟の時と比べると俄然少なかったです。

取り留めなく、書いてしまってすみません。看取りは毎回後悔だらけですが、こちらのブログに出会えて本当に良かったと思っています。ありがとうございます。

題名: 追伸

メッセージ本文:
昨晩メールしたものです。
一点、お伝えし忘れたことがあります。輸液を止めてからの3日間、時々、ヘッドプレスと思われる行為をしていました。


今思えば、尿毒症により脳に毒が回って頭痛があったのかもしれないです。その時には頭が回らず、今からやり直せるなら、頭をマッサージなどしてあげられたかも、と思っています。
頭痛があったかも、と思ったのはこの記事を読んでです。
https://nekochan.jp/disease/article/3680
念の為、共有します。

こちらのサイトは猫の看取りを迎える不安な飼い主さんたちを助けるサイトだと思います。


看取りに限らず有益な情報がたくさんあるので、これからも情報発信を続けていただければ幸いです。

お手紙ありがとうございます、そして心よりご冥福をお祈りします。

最後の朝、ポジちゃんは眠るように逝ったのですね。いつもと同じ朝、穏やかに

ポジちゃんはきっと最後まで幸せでした。

私の方から特に言うことはありません、読者のために掲載させてくださいね。

きっと、たくさんの人が救われるだろうと思います。

有益な情報と、励みになる言葉嬉しかったです。これからも、このブログを続けていきたいと思います。

令和5年11月19日

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