猫の心臓病をやさしく解説

〜早期発見が大切!飼い主さんが知っておきたい基本〜
猫は体調不良を隠す習性があり、心臓の病気も気づきにくいものです。
特に猫で多いのが「肥大型心筋症(HCM)」。
この記事では、猫の心臓病の基礎、症状、検査方法、そして飼い主ができるケアをわかりやすく解説します。
猫の心臓病とは?
猫の心臓病は、心臓がうまく血液を送り出せなくなる状態です。
先天的なものもあれば、年齢とともに発症するケースもあります。
猫で最も多いのは「肥大型心筋症(HCM)」で、心臓の壁が分厚くなってしまう病気です。
肥大型心筋症(HCM)とは?
HCMは、左心室の壁が異常に厚くなる病気です。
その結果、
特に血栓が後ろ足へ飛ぶと、突然歩けなくなる(動脈血栓塞栓症)こともあります。最悪、突然死もあり得ます。

好発品種

もちろん雑種でも発症します。
心臓病の症状

初期はほぼ無症状というのが最大のポイントです。
症状が出た時には進行していることも珍しくありません。
代表的なサインは以下です。
呼吸が速いのは特に重要なサインです。
自宅でできる「呼吸数チェック」測り方
心臓病の早期発見に非常に効果的なのが、安静時呼吸数の確認です。
- 猫がリラックスして寝ている時を狙う
- お腹や胸の上下運動を見る
- 上下で1回の呼吸
- 15秒数え、回数を4倍する(1分間の呼吸数)
例:15秒で8回 → 32回/分
目安
呼吸数はアプリでも計測できるので便利です。
動物病院で行う検査と費用の目安
心臓病が疑われる場合、以下の検査が行われます。
主な検査
費用の目安(日本)
合計:20,000〜40,000円程度が一般的です。
治療について
HCMは完治する病気ではありませんが、
進行を遅らせ、猫の生活を楽にする治療が中心となります。
治療例:
症状や進行度によって薬の内容は変わります。
飼い主ができるケア
まとめ

猫の心臓病、とくに肥大型心筋症は目に見えない進行が多い怖い病気です。
しかし、
大切な猫の健康のためにも、日頃の小さな変化に気づいてあげることが何より大切です。



