
日本人は、少し変わった猫ちゃんやワンちゃんが好きですよね。
でも、ちょっと変わった猫ちゃんは遺伝子病を持っていることが多いです。
何も考えずに購入すると多額の医療費がかかったり猫ちゃんが早く亡くなってしまうこともあるのですよ。
ブリーダーは純血種の子の組み合わせで前もって病気の子が生まれることはわかっていますし、予防することもできますが悪徳ブリーダーは


素人が何も考えずに猫を繁殖させるのはすごく危険です。
この記事は
- 純血種の猫を買うけど遺伝子病が不安
- 何も知らずに買った、もらった
- 純血種同士で交配したい
- 猫の遺伝子病の組み合わせを知りたい
純血種の猫ちゃんを飼う前に読んでほしいです。
今日は遺伝子病をもった組み合わせは何パーセントの確率で病気になるか図や表で誰にでも解るように解説していきます。
遺伝子病リスクの組み合わせ

子猫は親猫の遺伝子病をそのまま引き継きつぐので良いブリーダーは交配に気を付けています。
ハイリスクな遺伝子を持つ母猫と父猫から生まれた子猫は100%の確率で遺伝子病を引き継ぐので、そういう子猫は避けたほうがいいでしょう。
専門用語になりますが
- クリア
- キャリア
- アフェクテッド
三つの言葉に分かれていてクリアは遺伝子病がない猫で、キャリアはリスクあり、アフェクテッドはハイリスクと言われています。


イラストで説明するよ。
遺伝子病をもっていない猫はクリア

半分遺伝子病をもっているのがキャリア

遺伝子病を確実に持っている

わかりやすく表にまとめてみました!色が濃くなるほど悪い組み合わせです。
父猫 母猫 |
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猫ちゃんの場合は表の通りに遺伝子病を引き継ぐので飼う時は気を付けてくださいね。
わかりやすい例で言うとスコテッシュフォールドの折れ耳同士の組み合わせで遺伝子病を持っている父猫、母猫から生まれた子は生まれながらにして病気を持っているので避けたほうがいいかな。
折れ耳スコテッシュフォールドは人気が高いのですが折れた耳は奇形で軟骨の異常です。
よくわからないペットショップ、ブリーダーから買うのは止めて「遺伝子検査」を義務づけているところから買うのが安心できますよ。


違う種類の猫、ブリッティシュショートへアなどと交配することによって健康を長く保てるように工夫しています。
猫の遺伝子病は母猫、父猫で決まるので、遺伝子病を持っているか、いないか?前もってわかるほうがいいですよ。
お父さんはスコティッシュフォールドの折れ耳のレッド&ホワイトです。
お母さんはブリティッシュショートヘアのブルークリームです。
お父さんは人懐っこくて、とても甘えん坊で穏やかな性格です。
お母さんは人懐っこくって遊び好きで甘えん坊です。
遺伝子検査 多発性嚢胞腎(PKD) 両親ともクリアです。
引用元:みんなの子猫ブリーダー前野ブリーダー
2018年において、スコティッシュフォールドの交配はアウトブリードやアウトクロスが心掛けられており、ブリティッシュ・ショートヘアやアメリカン・ショートヘアとの交雑種が許容されている[15]。同様の理由から交雑種を認められる猫種にデボンレックスやエキゾチック・ショートヘアが存在する。
報告書によれば、品種の健康状態を回復するためには、異種交配による遺伝子プールを広げることが重要かつ必要だという決定がなされた。博士によると ジャクソンの報告書には、70年代以前に関連する骨格変形の既述はなかった。科学者とブリーダーは、折れ耳自体ではなく、折れ耳の繁殖の歴史の中で大きな過ちがあったとする結論に達した。その後の15〜20年にわたる慎重な繁殖により、健康なスコティッシュフォールドの品種を再び取り戻すことに成功した。
引用元:Wikipedia
早めに遺伝子検査を!

純血種で遺伝子検査をしていない飼い主さん!今は安く手軽に家で検査をすることができます。
遺伝子検査をするメリットは
- 10年後の病気がわかる
- 猫ちゃんの遺伝子病がわかる
ので病気を持っていた場合は進行を遅らせることができる可能性があるということです。
それに飼い主さん自身も「この子は遺伝子病では?」と、たえず心配してネガティブに猫ちゃんと暮らしていかなければなりませんよね…そうなると猫ちゃんも不安定になるかも。
前もって病気がわかっていれば猫ちゃんと長く幸せに暮らせる未来もあるのです。
手遅れにならないように早めに遺伝子病の検査をするのがいいですよ。
