![ほとんどの猫はグレインフリーにこだわる必要はなし!50%以上の飼い主は本当のことを知らないキャットフードのこと](https://yuruttomirai.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20200922_131248_598-2.jpg)
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穀物抜きなフードが安心。
ちょっと待って飼い主さん。高齢猫で腎臓病など病気を患っている猫はプレミアムフードの切り替えは慎重にしたほうがよさそうですよ。
その理由は動物性の高たんぱくキャットフードは、リンが多く含まれており腎臓病が悪化する可能性があるからです。
最近はネットではグレインフリーじゃないとダメ!猫の体に悪いと書かれいますが、ちゃんと加工した穀物なら90%以上消化される優秀なたんぱく質なのを知っていますか。しかも植物性たんぱく質なのでリンはあまり含まれません。
ネットが発達しすぎたせいで「グレインフリー」と書かないと売れなくなりました。
私は元ブリーダーで獣医師と相談しながら勉強してきました。ネットには正しい情報もあるけれど間違った情報がとても多いので流されないようにしてほしいものです。
この記事でわかること
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では専門用語を使わず詳しく書いていきます。
目次
猫に多いアレルギーがでやすい食べ物は?
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食物アレルギーを持つ猫56匹のうち肉類、乳製品、魚が関係するアレルギーは45匹で、そのうちトウモロコシアレルギーは4匹だけでした。
ほとんどの猫はグレインフリーのフードを必要とはしません。実は穀物が原因とされるアレルギーと診断される猫は多くはないのです。Veterinary Dermatology(獣医皮膚科学)誌に発表されたある研究では、猫にとって、トウモロコシが食物アレルギーを起こしにくいフード原料の一つであることが明らかになりました。
引用元:ヒルズサイエンス
グレインフリーを謳うキャットフードが多くなりましたが穀物アレルギーの猫ちゃんはすごく少ないんですよ。
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グルテンフリーは小麦粉抜きのことです。
それとグレインフリーと言われるキャットフードにも別の穀物は入っているのにゃ。
猫のアレルギーの症状は?
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猫のアレルギーは特定するのが難しいのですが、フードを切り替えた時にでやすい症状を以下の通りです。
猫の食物アレルギー症状
- かゆみ
- 嘔吐
- 下痢
- 抜け毛
- 熱が出る
- お腹の張り
- 外耳炎
わかりやすい症状は
- 皮膚の異常かゆみなど
- 嘔吐
- 下痢
などで新しいフードに切り替え時に上のような症状がでたら与えるのは止めて獣医師に相談してくださいね。
特に高齢猫の食物アレルギーの嘔吐や下痢は体力の消耗が激しいので気を付けてあげてほしいです。
キャットフード高たんぱくはどのように分解されるの?
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高たんぱく質が猫のおしっこになるまでに神経毒が発生します。詳しく説明しますね。
高たんぱく質の食べ物はリンが高くて腎臓病の猫ちゃんが食べると、腎臓の壊れるスピードが早くなる可能性が高くなるので注意が必要なんです。
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健康な猫ちゃんが必要な栄養素を制限しても意味がないんだよ。
- 若い健康な猫には高たんぱくのフード
- 腎臓病を持った高齢猫には植物性のたんぱく質を多めに含むフード
このように猫それぞれにあったフードを与えるのが一番いいのでグレインフリーだけにこだわる必要がありません。
加工された穀物は90%吸収され良質なたんぱく質で低リンで高齢猫、腎臓病の猫ちゃんにはよいものです。
猫のアレルギーを調べるには?
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- 血液検査
- 疑わしいものを少しずつ取り除いていく
- 参考程度の簡易キット
上の三種類の中から選べますが、血液検査は高額で3万~5万ぐらいかかります。でも確実にアレルギーを調べることはできないので獣医師はあまりお勧めしないと思います。
グレインフリーのプレミアムフード試してみた結果
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私も気になって高たんぱくなグレインフリーと言われるプレミアムフードを試してみました。
- もぐにゃん
- レガリエ
- グランツ
- カナガン
これらはアフィリエイトでランキング順だとネガティブな声もありますが、いい材料を使っているキャットフードだと思います。我が家の猫ちゃんは、おトイレもすっきりで、きれいなものがでてお腹の調子も良くなりました。
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猫ちゃんの
- 健康状態
- アレルギーはあるのか
- リン制限するのか
の健康に関することはネットではなく獣医師に相談したほうが、猫ちゃんも健やかに過ごせますよ。
ネットに書いてある根拠のない情報を信じないよう正しい知識をもってキャットフードを選んであげてくださいね。
穀物アレルギーをもった猫ちゃんは少ないのに、グレインフリーにこだわる必要はないと私は思いますよ。
穀物アレルギーは猫ちゃんには少なく消化されるのに「グレインフリー」がよいという矛盾、疑問点を記事にしてみました。
高いグレインフリーのフードにこだわるより猫ちゃんの年齢や体質に合ったキャットフードを与えるのが一番です。
補足:療法食を食べない場合はレンジアレンがおすすめ
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腎臓病なのに下の療法食を食べてくれない場合もあるでしょう。
普通のキャットフードにレンジアレンというリン吸着するものもあるので療法食を食べてくれないにゃんこのためのサプリメントです。
これがあれば療法食以外のフードを与えることができます。病院にも売っていますので獣医師に相談してね。
カリナール2は善玉菌を増やして腸内環境を整えます。