長谷川さんからお手紙いただきました

差出人: 長谷川
題名: ワクチン接種後に
メッセージ本文:
糖尿病発症し、8ヶ月間インシュリン注射を行いました。
1軒目の病院では良くならず、セカンドオピニオンで別院へ。
インシュリンのメーカーが変わり、血糖値も尿量もコントロールできてきました。
飼い主の都合のため、2泊3日の院内ペットホテルにお世話になるために必須である3種混合ワクチンを打ちました。
先生から「糖尿病の子でも大丈夫」と言われ、疑いもせず打ってもらいました。
2.3日後からやや食欲不振、4日目に絶食になってしまい、急いで病院へ。
血液検査は異常無し。「胃腸炎でしょう」とのこと。
3日間輸液と注射、血液検査の為に通いましたが改善せず。
ところが肺に水が溜まっていること、心臓近くに影がある、リンパが腫れているとのことで3泊4日の入院。
最後は「もう打つ手がありません。自宅に帰りましょう」と言われ愕然。
先週までは元気だった我が子がズタズタになって帰ってきました。
後から分かったことといえ、エコーに影がある子になぜワクチンを打ったのかと。懸命にやってくれたでしょうが、獣医が憎くなってきました。
今、もはや死を目前とする大事だった猫を前に、涙しかでません。猫の看取りは2回目ですが、気持ちが追いつかず辛いです。
水を欲しがるので、スポイトで数滴垂らし、喉を潤してやるしかできません。
猫に申し訳ない気持ちと獣医への不信感でいっぱいです。
助けてほしいです。
先週まで元気だった子が…急に「打つ手がない」なんて言われても受け入れられませんよね。
お手紙を読んで私も唖然としてしまいました。とても辛いお手紙です。
獣医師に不信感を持つのは当たり前だと思います。憎しみの感情が芽生えてくるでしょう。
心臓の近くに影があると後でわかったのですね。
ワクチンは病気を予防するためのものですが、生命を脅かす場合もあります。
病気の猫ちゃんだからこそ、獣医師さんは慎重にワクチンを打って欲しかったです。そして、元気に返してほしかった。
飼い主さまに責任はありませんよ。
ただ、看取る段階になってしまったのだから、ちゃんと見送ってあげてくださいね。
気持ちの整理がつかないかもしれませんが、その猫ちゃんの寿命だったのかも。
猫ちゃんが体調を崩してしまったのは医療ミスなのか、たまたまなのかわからないです。
でも本当に怖いことです。
私には、猫ちゃんのために祈ることしか出来ないです。
お願いします、猫ちゃんをもう一度元気にしてください。
令和5年7月22日